整体スクール選びの基準ー言葉は違ってもHP上に表題のようなコンテンツを設けている学校は多いですよね。
しかも、思い切り手前ミソ的なことが書いてあります。
まあ、当然でしょう。自分たちのスクールよりも他校のほうが良いよ!って書くバカはいませんから。
詐欺まがいのことを書かない限りは、「手前ミソ」でもビジネスである以上仕方がありません。(詐欺まがいについては「厚生労働大臣認可に騙されるな」を参照してください)
あとは読み手である読者の真贋を見極める目、これが大げさなら「好み」みたいなものに委ねる他ないわけです。
そういうわけで、私も手前ミソ的スクール選びの基準(笑)をこれから述べたいと思います。なるほどな、と一項目でも共感して頂く部分があれば、苦労して書いた甲斐があるというものです。
(1)スクール主宰者の情報発信の量 に注目
私がはじめてホームページを持ったのは2004年からなのですが、旧HPに連載した随筆(施術雑感)、施術秘話(施術百話)、小説、その他エッセーなどを合わせると、膨大な数になります。
ブログは2007年から始めましたが、750記事を超えました。さすがに時事的な話題や施術とはあまり関係ない話題を整理して現在は180~記事にまで絞っておりますが、180でも相当な情報量です。
ネットが一般的になる前はどうしていたかというと、東洋医学の専門誌(医道の日本)に投稿して掲載されたりしていました。
(最初に掲載されたのは1998年)
これら情報発信のほとんどが施術に関することですから、おそらく施術に関する情報発信量は日本一だと思いますね。
どうだ凄いだろ!と自慢したくないわけではありませんが、言いたいことは単なる自慢ではなくて、“書くことがある”という意味を知って頂きたいわけです。
いくら文章が上手くても、書くことがなければ書けません。村上春樹氏だって、施術については書けないはず。当たり前ですよね。
現役の施術家としての体験或いは経験が蓄積され、それがあってはじめて記事にすることが出来るわけです。
これは二つの意味で重要なことだと思います。
施術家としての経験がないのに、講師として教えているスクールがたくさんあるのです。(特に大手校)
実際の施術の現場というのは、クライアントから大いなる喜びを与えられる代わりに、期待に応えられないなどの失望感も味あうものなのです。
それが共有できない先生など無用の長物だと思いませんか。
それだったら独学と一緒ですもの。
ホントに先生、師匠が必要になるのは開業してからです。実践に出てからなんです。このときに自分の習った先生にロクな経験がないようでは話にならないじゃないですか。
自分で「経験豊かです」って口でいうのは簡単です。しかし、膨大な量の情報を書き綴っていくという作業は薄っぺらな経験と知識では絶対出来ません。その証明としての意味がまず一つあるということです。
もう一つの意味。
現在も情報を発信し続けています。おそらく、この仕事が出来なくなるまで、つまり身体が動かなくなるまで続けていくでしょう。
自分が習った先生が常に一定レベル以上の質の情報を発信し続けている、というのはこの業界では極めて稀なことなのです。
どんな仕事でも行き詰まる時はあるものです。
このときに勇気付けられる最大のものはなんでしょう?
その仕事を教えてくれたその人の言葉なのではないでしょうか。そういう場面をくぐり抜けてきた人。つまり自分の先生。
その自分の先生が第一線で情報を発信し続けている、というのはどれほど鼓舞され勇気付けられるか。これはいくら強調しても足りないくらいです。
(2)コストパフォーマンス に注目
ステップ1~ステップ3まで全部習っても45万円(+税)です。
これは考えられないくらい安いと思います。
施術の仕方だけなら、20万円以下で教えるところはいくらでもあるでしょう。施術の仕方だけなら。
しかし、ステップ3までというのは、個別的症状に全て対応する知識と技術を教えるわけです。
そういう意味で使えない技術が一つもありません。全て、全部、丸ごと、実践で使えるのです。
現実に膝が痛い、腰が痛い、肩が痛い、めまいだ、耳鳴りだ・・・のクライアントが来て、それにどう対応するかで、皆、施術家達は悩むわけです。
もっとなんか良い方法がないものか・・・結局、治せないものですから、日常生活の姿勢が大事だの、ストレッチが大事だので、逃げるわけです。
そういうのも大事じゃないわけではありませんが、症状の寛解もないのに誰が言う事聞くものですか。
さらに集客セミナーが無料で受けられます。
これから開業される方はこれを「開業セミナー」と捉えても構いません。すでに開業している人は文字通り集客セミナーとなります。
これを別料金として取るのではなく、サービスの一環として行う意味を理解してしてください。
整体スクールで技術を習うのは、最終的には独立開業の為ということではないでしょうか?(途中、修行でどこかに勤めることはあっても)
施術の仕方だけなら、前述のように安く教えるところはあるでしょう。場合によっては勤め先で無料研修してくれるかもしれません。しかし、個別の症状の治療技術を教えてくれるわけでもありませんし、ましてや、このような形で開業に必要な知識を教えてくれるところは非常に少ないのです。あったとしても、ウソだろうと思うくらい高額な受講料を取ります。
普通、ここまでのノウハウを教えて45万円(+税)はあり得ないです。全身施術のみならず個別の症状に対応する技術を習って、集客の仕方まで教えてもらい、経営を安定させる方法を教えてもらって45万円(+税)。
さあ、皆さん!45万円(+税)ですよ。
「ジャパネットたかた」みたいなノリになってきました。
(下取りはありませんけど)
冗談はさておき、安いと思いますね。
フォローも付きますし。
なんでこんな安いかというと、私自身が教えるわけで、講師を雇うわけでもないですし、大々的な宣伝費がかかっているわけでもありませんから、可能なんです。
でもやっぱり安すぎるかな・・・気が変わらないうちに申し込んだ方が良いと思います・・・
(3)少数精鋭
正直言いまして、少人数授業がウリなのではなくて、少人数しかできない・・・のです。
なぜなら、私が施術を教えて、私が施術をしてあげて、私が施術を受けてみて・・のスタイルをとりますから。
定員は4名と謳っておりますが、実はたった4名でもキツイ。
時間が少し伸びるかもしれませんね。
(生徒の出来によっては)
自分の目が届き、自分が手を下せる範囲でやりたいのです。講演会なら何十人でも何百人でも良いのですが、実技となると手渡しの作業になりますから。
自分のキャリアの中でホントに大切にしたきた技術を他人任せになんかできるものですか。
※ただしステップ1(基本手技)の場合は信頼できる門下の講師に任せる場合がありますのでご了承ください
私自身がその技術によって、多くの人を治し、多くの感謝を頂いて勇気づけられてきたわけです。
(時に失敗もありましたけど)
これを自分で教えないで誰が教えるというのでしょうか。
そういう意味では、私は器が小さく、事業家にはなれないということなのかもしれません。
でも、器が小さくても結構、事業家になれなくても結構。
(開き直っちゃった・・そういう意図ではないんです)
要するに言いたいことは、大事にしてきたものであればあるほど、手渡ししたいわけです。大事だから、丁寧に、大切に教えるでしょ。すると、教えられた人はそれを大事にするじゃないですか。
大事なものだから、大事にしてもらいたい。これは人情ですもの。手技は私の歴史そのものですからね。
やがて世代交代して、今度はその教えた人が教える立場になるかもしれません。そのときにやっぱり大事に教えてやってほしいわけです。そうするとその教えられた人はまた・・・と受け継がれていきますよね。
私の名前はどっかで忘れ去られるかもしれませんが、その精神さえ受け継がれていけば、その技術の中で私は生き続けることが出来るのです(・・・・カッコ良すぎかな・・・)
(4)基本手技 に注目
私の全身施術(基本手技)は、分類でいうと古法(こほう)になります。漢方では古法ではなく古方と書きますので、それに倣って古方という言い方に統一しましょう。
古方派というのは、どうも古臭い感じがして抵抗がありますけれども・・・別に古臭い考えの持ち主ではないのですよ。
事実、経絡だけじゃなくて、1980年代に一般公開されたトリガー・ポイント理論も用いますし、三関節原理も頭蓋-仙骨理論も取り入れ、大いに実績を挙げています。
しかし、それらの原理や理論を活かすのに、太古の人々が発見した古方手技をベースにしているわけです。そういう意味では“古方派”というよりも“温故知新派”と呼んでもらいたい気がします。
古方というのは基本的に圧反射を使うわけですから、ほとんどの施術家が古方派になると思うでしょ。違うのです。
どう違うかは体感してもらうのが一番ですから、是非お出でください。→無料体感説明会。
自分の施術経験の中で、会心の施術が出来たときと、そうじゃないときがありました。
そうですね、20人に一人くらいは会心の施術ができるのですが、残りの95%はどこかに不満足みたいな、ある種の不全感を残したまま終えてしまいましたね。
(クライアントがじゃなく、自分が、ですよ)
これには悩みました。
会心の施術とそうじゃない施術のどこがどう違うのか?
ずっと分析し続けてみて、あるとき気がついたわけです。
会心の施術というのはツボの底を捉えている、ということを。
実に単純なことでした。つまり、ツボの底を捉えているかどうかを無意識に感じ取っていて、捉えきれていないときに、説明不能な不全感を感じていたんですね。
ホント説明不能、不全感としか言いようがないものです。
そうかと・・・じゃどうすれば、いつもツボの底を捉えられるのか・・・こういうところから研究が始まったわけです。
なんのことはない、太古の施術家達にとっては解決済みのことなのです。ザっとですが→無料体感説明会の項目に意義として書いておきました。参考になさってください。
こういう基本手技というのはありそうで・・・ないんです。
施術自体は非常にオーソドックスに見えますが、ないんですねぇ。
今までそういう施術の仕方をする人に出会ったことがありませんもの。もちろん、私が教えた人以外に、です。
古ければ良いというものでもありませんし、古くてダメといいうものでもありません。まさに故(ふる)きを温(たず)ね、新しきを知る態度が必要だと思います。
古方スタイルはなにせ気持ちが良いのです。
「最高の癒しは最高の治療技術」という言葉の意味がよく分かると思いますので、一度是非体感してください。→無料体感説明会
以上、4つの手前ミソです。
細かいことを言えばキリがありませんが、おそらく他校にはない特色だろうと思われることを挙げてみました。
全国には数百という整体スクールがあると思いますが、上記4つの特長を持っているスクールは多分・・・ないでしょう。